三十日月 2016/7/3


--早寝早起きが本当に定着してきた気がします。5時前に自然と目が覚めるなんて、夜型人間だった自分としては正直驚くほど。早く目が覚めると良いことがいっぱいあって、夏は夜明けが早いから子供たちがまだ眠っている間にひと撮影できることが一番嬉しい。今朝は起きるとすぐ東の空に月が見えて、いつもなら朝日に合わせて着替えして出かけるところを、夜明け前のグラデーションに間に合うように寝間着のままで急ぎました。急いだかいがありました。新月の前日の月ということで、陰暦の最終日、晦日、三十日(みそか)月です。晦日の晦(つごもり)って「月がこもる(隠れる)」からきているんですね。新月から始まって月がどんどん大きくなり満月を迎え、そしてまた小さくなって隠れていく。それで月末は晦日。年末は大晦日。今日初めて知りました。細い月は、とりあえず三日月ですが、始まって三日目の月と、最終日の三十日月では意味を考えると全然違うものだなと思うことでした。あ、そうそう、パジャマでカメラを構えている姿を想像していた皆さん、三角の帽子はかぶってませんよ。それと寝間着はTシャツに短パンです。いかにも寝間着な短パンなのでちょっと照れくさかったのですが、夏の夜明けは時間が早くて車通りがほとんど無いというのも嬉しいです。

撮影地「土浜が見える坂道」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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