流れ着いた油 2018/2/3


--朝仁海岸に大量の油のカタマリが漂着したことを聞いて、タンカー事故があった東シナ海側を中心に奄美の北部をまわってみました。笠利湾の中の方はまだ油は見当たりませんでしたが、外海に面した海岸は朝仁ほどじゃないですが中小の油のカタマリが流れ着いていました。奄美の太平洋側もあやまる岬まで流れ着いているようなので、あやまるのすぐ南にある土盛海岸も訪ねてみました。土盛海岸は太平洋側にありますが、湾が真北を向いているので冬の風波が直接入ってきます。浜辺はパッと見ると油は見当たりませんでしたが、漂着物が集まっているゴミベルトをよく見ると、草木や貝殻にまじって小さな油のカタマリが散在していました。小さい油は砂に埋もれやすく、踏まないように気をつけて歩いていたのに、靴底を見ると結構な数の油がくっついていました。風で砂をかぶった油は本当に見つけにくいので、海岸に出る際は要注意です。

撮影地「土盛海岸」


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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