宇検から見る曽津高崎灯台 2018/12/1


--意外と青空が広がった土曜日。カレンダーの配達で古仁屋まで行くので帰りに奄美南部で夕日の写真を撮ろうとウキウキしながら出かけました。けれど、古仁屋は空いっぱいに雲。移動している間に雲が広がったのかなと雨雲レーダーを調べてみると、徳之島で雨が降っている模様。その雨雲の端が瀬戸内町まで届いてるということか。それなら帰りに東シナ海側を北上していけばどこかで夕日に会えるかもしれない。そう考えて住用から宇検へ向かいました。宇検を通って大和の海岸線を進むルートです。山を越えて宇検に入ると、まぶしい夕日が目に飛び込んで来ました。やった!と弾む心を落ち着けながら焼内湾の海岸線を走ります。奄美はまだ半袖とはいえ、冬が近付いて太陽はだいぶ南にかたよっています。焼内湾の奥深くからは山に阻まれて夕日が見えないので、東シナ海の外洋を目指して進みながら撮影地を頭に巡らせ、峰田山に登ることも考えましたが、今日は高台では無く海辺から!と心に決めました。久志を過ぎて宇検へ向かうところで、山並みの重なりの中に灯台のカタチが見えました。あれは西古見の先にある曽津高崎灯台。あれをポイントにして撮ろう!と、灯台が枝手久島に隠れてしまうギリギリ手前に場所を決めました。曇りに阻まれて諦めかけてたことを思うと想像以上に素敵な夕日に出会えました。そしてあと1週間早ければ曽津高崎灯台に夕日を重ねることも出来そうだなと新たなるイメージに胸をふくらませることでもありました。

EOS 5D MarkIV + SIGMA 150-600mm C ・ EF11-24mm F4L


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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