スポット名

「位置」:北東から南西へと、斜めに長々と連なる日本列島。その九州の端「鹿児島」から南へ向かうこと380km。そこに奄美大島はあります。鹿児島からは飛行機で50分、船なら11時間です。

 ->>南西諸島:九州の南には、種子島->屋久島->トカラ列島(十島村)->喜界島->奄美大島->加計呂麻島->請島->与路島->徳之島->沖永良部島->与論島->沖縄本島->宮古島->石垣島->西表島と、台湾まで連なる「南西諸島」があります。奄美はこの南西諸島に属しています。決して伊豆諸島ではありません。鹿児島県奄美大島です。

「大きさ」:周囲461Km、面積712平方Kmの奄美大島は、北方領土を除くと、日本の島の中では沖縄本島>佐渡島についで3番目に大きい島です。そこに7万弱の人間が住んでいます。沖縄本島の人口が約100万人ということを考えると、沖縄と奄美は大きさや場所は近くともまるで別物です。それぞれに魅力があると言えるでしょう。奄美の魅力をザックリ言うと、山が近い海が近い素朴で混雑していないといった感じでしょうか。

 ->>同じぐらい:面積的にどれぐらいかというと、琵琶湖よりちょっと大きく、大阪府の半分よりやや小さく、東京都のほぼ1/3。よくある話だと、東京ドーム15,228個分(たぶん‥)。ちなみに人口密度は東京の1/50です。ギュウギュウの満員電車って300人くらい乗れるらしいです。これを単純に奄美の人口密度に置き換えると6人って感じです。

「形」:奄美の行政は、北から南へ「奄美市笠利・龍郷町・奄美市名瀬・奄美市住用・大和村・宇検村・瀬戸内町」の5市町村。北部は比較的なだらかな地形が広がるが、中部以南は山が険しくなり平野はほとんどありません。日本の他の島々と比べても異様に複雑な形をしており、リアス式海岸も見られます。平坦な北部はサトウキビ栽培が盛んで、南部は斜面でも可能な果物栽培や、入り組んだ地形を活かした養殖業が盛んです。

「気候」:年間平均気温が20度を超す奄美大島は、亜熱帯性気候に属する暖かい島です。夏場は30度前後、冬場は10度前後の気温となります。夏場の陽射しは強いですが、最高気温が32度を超えることは稀です。たえず海洋を風が通りぬけていくので、最夏期はむしろ本州より涼しいくらい。冬場の寒さは風次第です。北風が吹き荒れると寒く、風が止み太陽が照ると半袖にもなれます。

「海」:海は透明です。海水温は年間平均24度。5月〜10月頃は27度前後で、11月から4月は22度前後です。島では夏の強い陽射しを避けて夕方泳ぐのが一般的ですが、もちろんシュノーケリングなどで海中が美しいのは光がよく届く真っ昼間です。ビーチに人は少ないし、太陽は眩しいし、砂は熱いし、ホント気持ちのいい海です。

「山」:奄美は694mの湯湾岳を筆頭に、南西諸島の中では山が高い島です。島の85%以上が山なので平地が少なく、そのため山と海がとても近いです。目の前が海で背後が山という生活圏が多いです。山が多い島ですが、生活圏は山の周囲の海岸線が主となっています。島には日本で最も危険なヘビ類と言われる『ハブ』が住むため、安易に森や茂みには入ることができません。だがハブは人々の生命を脅かす生物であると同時に、森の守神としても存在してきました。ハブがいるために安易に森へ立ち入れないことが、森を開発から守ったともよく言われます。が、実は人の手が全く入って無い原生林は2%しか残ってないそうです。ハブがいても木は切られてきたのです。今はだいぶ回復して緑豊かな山々ですが、昔は伐採も盛んだったようです。

「水」:海と山は切っても切れない関係で、互いが互いを支えあっています。海と山の関係をつなぐのが水。海は風と太陽の力を借りて雲を作り、雨を降らせて森を潤します。森が作る栄養は雨に溶け、養分をたっぷり含んだ水は川となり再び海へと流れていきます。豊かな海と豊かな山。その間をつなぐ水。海と山の間に暮らす奄美の人々も無関係ではいられません。地上を洗いながら流れる雨。投げ捨てたタバコも、放り投げた空き缶も、そして削りとった山の土も、すべては海へと流れます。山のため海のため島のため、自分のため子孫のため未来のため、いつまでも水がきれいな島でありたいものです。

「奄探」:奄美大島探検マップでは、奄美の自然や観光スポットを写真に文章をおりまぜて紹介していきます。旅人の旅の参考になれば幸いです。奄美ファンの心のよりどころになれば幸いです。島を離れて暮らしている島人に懐かしんでもらえれば幸いです。そして今、島に住む人々に島のことをもっと知ってもらえれば幸いです。さらに、奄美大島探検マップを見た人々に「奄美に行きたい!」と思ってもらえれば、この上なき幸せであります。

ごゆっくり島の景色をお楽しみください。

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