金作原。「きんさくばる」と読む。名瀬市の山中奥深くに位置する原生林。そこにはまるで太古を思わせるかのごとく木性のシダ植物が群生する。
実際、奄美大島のあちこちでヒカゲヘゴやヘゴといった大型の木性シダは見られるのだが、金作原ほどロケーションが優れた所は無い。ヒカゲヘゴに間近で接することができ、照葉樹とシダ植物がおりなす亜熱帯の森を堪能することができるだろう。
車一台がやっとの道幅、風雨に洗われ石がむき出しとなった路面、それを覆わんとするばかりに左右から茂る草木。車の乗り心地は最悪。途中、訪れたことをさぞ後悔するが、しかし、その雰囲気が原生林の荘厳さを盛り上げてもいるのだ。
車中の快適度は想像以上に最悪だが、不思議と帰る時にはそれほど気にならなくなることも付け加えておく。
いざ金作原ツアーへ。
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