金作原に行くルートは大きく2つある。朝戸トンネル手前から登っていくのと、長浜・朝仁・里・知名瀬それぞれの集落から登っていくもの。どちらも途中まではアスファルトの鋪装路面だ。しかし、向かうは原生林。オンロードで終わるわけがない。そしてものごっついオフロードがやってくる。
ジャリ道?いやいやそんな親切なもんじゃない。地面掘ってると取れない石ってあるじゃない。例えば、『ド根性ガエル』でヒロシがつまづいてピョン吉をシャツに張り付ける原因になったような石(例えが古いな;)。ちょっと押したぐらいじゃビクともしないぐらい地中に根付いてる石。路面が雨で洗われて洗われて、そんな石の一部が剥き出しになってる。それが金作原の誇るオフロード。
車はガタガタというよりゴツゴツとうなる。カーステのCDが音跳びするなんて当たり前。カセットすら音割れします。とにかく半端じゃない。覚悟してでかけよう!
がたんゴトゴトと荒れた路面にかまわず突き進んでいくと、
そのうちしっとりジメジメな空間が現れてくる。
さあ、いよいよ金作原だ。
辺りは、だいぶ暗い。右からも左からも草木が飛び出し、道をおおわんとしている。
大きく広がった葉の影はさらに暗く、茂みには何かが潜んでいそうでもある。
ひんやりとした空気も手伝って少し無気味。つい後ろを振り返る。
躊躇しててもしょうがない。気を取直し奥へと進む。