本流に向けて支流を歩く。

ここでは靴は無用の長物。履いていると歩きにくい。

沼地はさすがだ。入れた足を離さない。

もし靴を履いていたなら、、、

ひっこぬいた足の先に彼らの姿は無いだろう。

あいつらはすぐつかまるから。

だから、裸足が一番。

ズボッと突っこめば、どんな足も一瞬で泥色。

ひどい所では、ヒザまでも染め上げる。

つっこんで ひっこぬいて 

つっこんで ひっこぬいて 

つっこんで ひっこぬいて 

足の指をすり抜ける泥の感触を味わえ。

むにゅむにゅむにゅにゅ

やみつきになるぞ


水路(支流)沿いに歩いていくと、そこはもう泥の世界。とたんに足は泥だらけになり、粘りに足をとられて歩くのも大変だ。

この泥。最初はムニュムニュと気持ち悪く感じるが、思い切って足を突っ込んでみると案外そう悪くもない。むしろ、泥だらけになることを嫌がらず、上品さをちょっと捨てて「汚れること」を快く受け入れれば、泥の感触は面白くさえ感じられる。

また、泥の感触は柔らかく優しいので、普段は靴に守られて感じることの少ない『素足の感覚』を味わうのに最適である。

地面の泥に慣れてきたら、支流の両側に迫るマングローブの森も楽しみながら進んでいこう。そうそう、記念写真も撮ったりしながらね。

マングローブの森は、いろんな木によって構成されている。その中でもメインを張っているのがオヒルギとメヒルギというヒルギ科の2種類の木。それぞれ群れをなすように集団で生えている。写真の木はメヒルギ。根っこが板のようにはり出しているでしょう。あれは板根(バンコン)って言ってメヒルギの特徴なんだ。

オヒルギとメヒルギにはそれぞれ特徴があり、根っこの様子も違えば花も違う。ここでちょっとオヒルギとメヒルギの特徴を観察してみよう。