| See inside Sea |

| 沖の浅瀬をぬけると、辺りはようやく深さをましてくる。と同時に水も澄んでいき、肌に少し冷たさを感じるようになる。外海だ。奄美ではサンゴ礁のリーフに守られていない外側の海のことを「そとうみ」と呼ぶ。外海には波が有り、流れが有り、大きな海洋生物がいる。それだけ危険を認識して泳がなければならない。 ここらまで沖に出ると足下に石ころは見当たらなくなり、角をとられたサンゴ礁の岩肌が現れる。石ころがたまるのは、外海の力が及ばないところ。外海では、波が押し寄せ流れが生まれる。そんな場所に石ころは留まれないのだ。外海とサンゴ礁の攻防は、こんな所に形として現れている。 味気なく続く岩肌にはやがて、サンゴがポツリポツリと見られるようになる。ここらはまだ水深も1m程度。時折、息をたくわえ海底に沿って這うように泳いでみる。だだっぴろい草原の所々に背の高い木々が立っている。そこを飛行機で低空飛行。サンゴの木々を抜ける度に眼前に新しい光景が広がる。そんな感じだ。 開けた視界に飛び込んできたクマノミの親子を眺めながら、僕というエアプレインは上空をさらに先へと進んだ。。。 next → → → |