>>>頂上からの眺め


頂上では、海に向かって広々とした視界を得ることができる。緑が埋めつくした山肌は、急傾斜のまま海へとつながり、珊瑚礁、白い波、深い青、水平線、空へと続く。すがすがしい眺めだ。

何とかは高いところが好きだと言うけれど、僕もきっとその何とかなんだろう。ここはとても気持ちがいい。



土盛から北の笠利の海岸には、珊瑚礁の上に岩が転がっている。この岩、よくよく考えるとちょっと不自然。珊瑚礁の上に岩があるってことは、その岩は「珊瑚礁が波に削られて部分的に残ったもの」なのか、それとも「珊瑚礁ができた後にどこからか運ばれてきて上にのっかったもの」なのか。

答えは、後者だそうだ。

珊瑚礁と岩を比べたところ、成分の違いから岩が珊瑚礁の一部でないことがわかった。つまり、あの岩は「どっかから運ばれてきて、珊瑚礁の上にただ転がってるだけ」というわけだ。

珊瑚礁の上を歩いて近くにいくとよくわかるのだが、実際とても大きな岩である。これだけの岩がこんなにもあちこちに・・。いったいどこからどうやって運ばれたのか。

ただ、こういうのはたいてい「津波岩」と呼ばれているので、笠利の沿岸にあるこれらの岩石群も津波によるものかもしれない。ちなみに今から100年ほど前にここらでは大地震が起きている。