奄美中南部の険しい山をぬってきた流れが、そのまま海へと落ちていく「篠穂の滝:しのほのたき」。実際に滝のところへは海伝いに船でしか行けないのだが、滝の姿を眺めるだけなら陸上からも可能だ。
住用村のマングローブから、国道を外れ「山間:やんま」の方へ向かう。アイランドサービスのカヌー発着所が目印だ。そのまま海沿いを道なりに進み、トビラ島のある「市:いち」まで向かう。トビラ島が見えて峠を下りると市の集落があるが、最初の川を右折し集落内へ入っていくと「嘉徳行き」の林道を示す看板に出会う。その林道に入れば後は道なりにまっすぐ進むのみ。
林道といってもアスファルトで幅もあり走りやすい道路。むしろスピードの出し過ぎに注意したい。ここらはクロウサギもいるので夜間は特に道路を横切る野生動物に注意が必要だ。
途中、「青久:あおく」集落へと下りていく別れ道があるぐらいで、あとは「嘉徳:かとく」への一本道。ずっと走れば嘉徳にたどり着くが、その中間地点に見晴しのいいポイントがあり、視界に太平洋が広がる。
遠く沖からホノホシの岬、伊須湾の岬、そして手前に見える滝が「篠穂の滝」だ。
船でしか行けない「篠穂の滝」。海に落ちるその姿を陸から見るならココしかない。