奄美最北端の笠利崎灯台。ここは奄美での皆既日食時間が最も長いポイントでもある。そんな笠利崎灯台へ夕日を見に出かけた。
笠利崎灯台のふもとに着いたのは午後6時半。岬の上の灯台まで歩いて登る。約5分後、視界が開けた海の向こうに赤く焼けた太陽が見えた。
夕日が東シナ海を染めながら水平線へと隠れようとしている。ふと振り返ると、太平洋には月が浮かんでいた。
太陽が沈むにつれ昇ってくる月。
灯台に光がともるとすぐ、夕日は完全に消え、空には夕焼けだけが残った。
月が夜の闇を引き連れて空をおおってゆく。
闇が広がるほどに、輝きを放ちはじめる月と灯台。
やがて海には月の光跡が描かれ、空には灯台の光跡も。
もうすっかり夜だ。
月明かりを頼りに、僕は家路についた。
<<--
前の頃
==
インデックス
==
次の頃
-->>