曇り空多い奄美の冬。運良く晴れた日は、夕日を見にどこかへ走り出してしまう。今日は南へ。大島海峡と加計呂麻島を見晴らす、高知山サンセット。
以前に比べると随分とスッキリした高知山展望台。夕方を迎え、もう空は染まり始めていた。
生活航路の大島海峡。夕焼け色に輝く海を、次々と船が行き交う。
遠くを見ると、加計呂麻島の向こうに請島と与路島、それにハンミャ島。さらに向こうには、うっすらと徳之島の姿も。
視線を落とすと、大島海峡に浮かぶ俵小島。二艘の船が仲良く並んで通り抜けていった。
いくつもの船を追っているうちに、やがて雲から太陽が顔を出した。もうすっかり焼けて、いい色の夕日になっている。
よく晴れていた、とは言っても水平線には霞がかかっていた。夕日は急に大人しくなり、空は燃え上がることなく落ち着き払い、太陽だけが鮮やかにフィナーレを迎えようとしていた。
ポツリひとりだけ赤くなった太陽。霞みに紛れて見分けもつかない水平線に、静かに隠れていく。
太陽が沈むと、残照の中で、街に明かりが灯りだす。先陣を切って輝き始めるのは、南で最も大きな街「古仁屋(こにや)」だ。
空に一番星が瞬く頃には、古仁屋はもう光の海。大島海峡に面したあちこちの集落にも光が灯り始めていた。
本年も奄探をご愛好ありがとうございました。2010年が皆様にとって素敵な年になりますように。そして、奄美色豊かな年でありますように・・。
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