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■ コケのベット

-- 森の中を歩くと、岩がコケに包まれている姿をよく見かける。「苔むす」ってやつだ。国歌にだって唱われるほどの状態。一見緑一色のコケむした岩だが、目を近付けてよく見るとコケなりに複雑な表情を持っている。触ってみるとフカフカして気持ちいい。そのフッカフカのコケのベットに、今日はシイの実の坊やが寝ていた。とても気持ち良さそうに。シイの実くらい小さかったなら、僕もこのベットに寝るんだけどなぁ。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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