奄美大島探検マップ

 インガムシ 2014/4/19


--女性を好むからインガ(おとこ)ムシと呼んだりするらしいのですが、春の時期に多い黒い小さな虫は、なかなかにやっかいです。体長は1mm程度で本当に小さいです。上の写真の肩のところの黒いのがそう。家の中に入ってきたりはしないのですが、庭を散歩して帰ってくると服にいくつか付いていました。海岸にとても多くて、たくさんたかられるとゾゾッとするし、髪の毛や服の中に入り込んでしまうからムズムズします。そして刺すのか噛むのか、やられるとプックリとふくらんで結構かゆい。人によって被害が違うのですが、我が家で比較しても娘と妻の方がメンズより被害がはるかに多いので、やはり女性を好むのでしょう。ブトゥ(ブヨ)とはまた違います。ブトゥはもう少し大きくて、しっかり吸血してめっちゃ痒み成分を入れてくるので物凄く腫れたりするし物凄く痒いです。あれはハンパ無い。あれに比べればマシですが、インガムシはなんか痒いのがまあまあ続く感じ。難点は気をつけられないほど知らないうちに付いてきていることです。勝手に付いてきて勝手に混乱して勝手に噛んでいきます。

--湿度が高くて生温かい春の海岸はとても多いです。黒いカメラバッグにゾゾッとするほど集まってくるし、髪の毛や服の中に潜り込むあたり、濃い色を好む気がします(訂正。さっき白いシャツを着て海辺に行ったら白でも来た・・)。少ないのはカンカン照りで陽射しが強い時の日当たりのいい場所とか、風通しのよい所や風が強い日でしょうか。とても小さく軽いので風が吹いていると飛び回れないのだと思います。娘はアヤマル岬の公園で髪の生え際や肩の周りをたくさん噛まれていました。甚大な被害は出ませんが、嫌な感じの影響が出るのでまあ気をつけるに越したことはないです。あくまで僕の印象ですが、積極的に人を狙って襲いに来ている様子じゃないので素知らぬふりをしていたら被害は少ない気もしますが、髪とか服に入られたらムズムズして素知らぬふりも出来ないですよね。ていうか顔にたかられるとハゲッ!って声が出ます。(笑)

--まあ気にしないのが一番です。書いちゃって読んじゃって存在を知っちゃいましたけど。。風が強い日が好きになりそうな今日この頃です。

EOS 6D + EF24-70mm F4L

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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