■ 奄美最北端の笠利崎灯台にて 2014/6/12
--何となく笠利崎灯台まで足を伸ばしたら、夕日が見られそうな感じになってきたのでそのまま待ってみた。台風6号が南の海上を通り過ぎた影響で海は波立ち、風も吹いている。風は北西からで、ちょっと冷たい。まだ陽射しを感じる間は半袖短パンでも何とかやり過ごせたが、太陽が夕日になって姿を隠そうとする頃には寒くて寒くてしょうがなかった。しかし目の前の夕景はダイナミックで見過ごせず、「寒い寒い！」と飛び跳ねながらシャッターを切り続ける他ない。いよいよ夕日タイムも終わり、よしもう限界だ帰ろうと思ったら、今日に限って夕焼けが始まり、西の空が色付いてきた。こうなると寒くてもシャッターを切り続けるしか他ない。「うーブルブル」と言いたくなるほど体が冷え切った頃、何度目かの「限界だ−！」の叫びを他所に、振り返ると太平洋側には月が昇ってきているのであった。はっけー。もう寒いどころではない。半袖短パンは失敗だったなと猛省しつつシャッターを切った。幸か不幸か月を撮り始めてすぐカメラのバッテリーが切れてしまったのだが、結局その後もiPhoneで出来る限りの撮影は続けたので、カメラのバッテリーが切れたのは不幸中の幸いではなかったなと思うことだった。
--風が当たる所や高い所で夕日を見る時は、ちょっと羽織れるものがあった方がいいです。「夜も暑いぜ！」な、夏真っ盛りはもうちょっと先ですね。
EOS 6D + SIGMA 15mm F2.8 Fisheye
